日々のブログ

子育て給付金と児童手当

2015-01-12 01.46.28

西宮市、宝塚市、芦屋市、神戸市及びその近隣の皆さま、
こんばんは。
公認会計士・税理士の横山です。

昨日、十日えびすで西宮神社に行って参りました。
4歳の娘も誘ってみたのですが、
「行かない!ブー!」
と断られ、一人寂しく参拝です。

近隣に住んでいるくせに、実は初めてで。
すごい数の人なんですね!
9日の「宵えびす」、10日の「本えびす」、
11日の「残り福」の3日間で、
全国から100万人超が参拝に来られるそうで!

これだけの数の人が神様にお参りして、
飾り熊手や福笹、おみくじ、ベビーカステラとかを買って
お金をおいて行くんですからね。
まことにめでたい景色でした。

 

「えべっさん」は七福神の一柱ですよね。
七柱の神様の中で、たしかおひとりだけ日本由来の神様。
あとの六柱の神様はインドか中国由来の神様です。

年をとってきて七柱の神様を言うのも怪しくなってきたので、
自分の復習のためにメモしておきます。

「恵比寿」さま

釣竿と鯛を持ったニコニコの神。
商売繁盛、五穀豊穣、家内安全、漁業の神様。
日本古来の神様。
記紀(古事記、日本書紀)にはその名前が出てこないので、
その正体には諸説あり。
有力なのは「蛭子(ひるこ)」説と「事代主(ことしろぬし)」説。

蛭子命はイザナギ、イザナミが最初に御生みになったおかた。
ビッグネームのアマテラス、ツクヨミ、スサノオより先に生まれているし、
淡路島や四国、本州といったこの国の国土より先に生まれていらっしゃる。
でも、不具ということで、船で流されてしまった可哀想なおかた。

古事記で「国生み」の箇所、読まれましたか?
イザナギ様の「成り成りて、成り余れるところ」で
イザナミ様の「成り成りて、成り合わぬところ」を
「刺し塞ぎ」て神々と国土を御生みになるんですよね。

その最初に、柱をお二人で回って、声を掛けあって
という儀式をされるんですが、
その声を掛ける男女の順番と回る方向が
間違っていたということで、蛭子さまは流されちゃったんですよね。
「あなにやし、えおとめよ(ああ、なんてカワイイ娘!)」
「あなにやし、えおとこを(ああ、なんていい男!)」
男から先に声をかけて、男が右回りが正解でした。

事代主さまは、大国主命のお子様。
アマテラス様が大国主様の治める地上の国を見てうらやましがって、
「これは我が一族が治めるべき土地ぞよ!」
とナッツ姫ばりの理不尽なことを言って、
大国主様たち地上の神々に「国譲り」を迫るんでした。
「天津神(あまつかみ)」と「国津神(くにつかみ)」との対決です。
でも話し合いでアマテラス様がもらったことになっています。
その時の国津神の使者が事代主さまでした。

このへんの古事記の話は最高ですね!
上記の国譲りの神話をもって、
弥生人は中国大陸や朝鮮半島から日本に遅れてきた民族。
つまりアマテラスの子孫。
天皇家はその子孫。
縄文人はもともと日本に住んでいて、国土を追われた民族。
つまり国つ神の子孫。
とかね。
アマテラスの孫、ニニギノミコトは「高天原(たかまがはら)」という天から、
九州は宮崎県の高千穂に天下った(天孫降臨)。
これはおよそ30万年前にチベット高原にいた日本民族のご先祖様たちが、
高原をおりて大陸を放浪した記憶だとかね。

思わず筆が進みますがいいかげんにしないと。

「大黒天」さま

米俵に乗って、小槌と袋をもっている。
食物と財福の神様。
ヒンドゥー教のシヴァ神の化身、マハーカーラー神と
日本の大国主命(おおくにぬしのみこと)が習合。
マハーカーラーは戦闘とか破壊の怖い神様。
大黒(だいこく)=大国(だいこく)ということでひっつきました。

「毘沙門天」さま

鎧を着た神様。
元はヒンドゥー教のクベーラ神。
見た通り闘いの神様とかあるいは福徳の神。
真言はオン・ベイシラ・マンダヤ・ソワカ。

「弁財天」さま

紅一点の女神。
元はヒンドゥー教の女神サラスヴァティー。
音楽、材福、弁才の神様。

「福禄寿」さま

頭の長いおじいちゃん。
中国由来の神様で、道教の道士「天南星」の化身とか、
道教の神「南極星」の化身の「南極老人」とも。
長寿と福禄の神様。

「寿老人」さま

帽子をかぶっている方のおじいちゃん。
上記の「福禄寿」と同体・異名の神様とも。
だからこのお方も「南極老人」とか。
なんだ?「南極老人」って?
まぁ、中国の道教の神様です。
同じく長寿と福禄の神。

「布袋」さま

身長187㎝の日本の著名なギターリスト。
もとい。
中国は唐の時代に実在したと言われる禅僧。
太鼓腹の神様。
堪忍袋をしょっていて、円満な人格や財福の神様。

7人言ったかな?

え~とですね。
今日は何を書こうと思っていたかといいますとね、
「子育て給付金」と「児童手当」の話。

長々と書いてきた七福神とはまったく関係ないですよ。
話をつなぐ努力さえしませんよ。

なんでかと言うと、
今日、妻がスマホを見て
「えーっ!子供手当3000円になるんやってー!」
「信じられへん!」
「自民党そんなこと言ってたかー!?」
「オムツ買おうと思ってたのに!」
と怒り狂っていたんです。
あ、うちは6月に第二子が生まれる予定なので、
その子のオムツ代としてあてにしていたようで。

私も
「そうかー。そりゃ残念やねー。まぁしゃーないねー。」
とか言って無知をさらしてたんですが。

賢い皆さんはもうご存知ですよね。
これ、「子育て給付金」のニュースです。

「子育て給付金」は昨年(平成26年)4月の消費税増税時に、
子育て世帯に給付した一時金で、
中学生以下の子供1人につき1万円を現金給付するものでした。
正式には『子育て世帯臨時特例給付金』。

妻および私が混同している『児童手当(昔の‟こども手当”)』とは
異なります。

『子育て給付金』は消費税増税の際に子育て世帯の影響を緩和し、
子育て世帯の消費を下支えするための一時的な給付。

『児童手当』は名称の変遷はあれど、
我が国では1972年から制定されている
児童の育成をお国が支援する制度。
こっちは現在のところ、中学生以下の子1人あたり
10000円~15000円の支給。
こっちは今後も続く予定。

『子育て給付金』と『児童手当』。
違うものですからね。
『子育て給付金』は財源不足により
2015年度は無くそうかといっていたところが、
3000円だけもらえるというありがたい話ですから。
我が妻よ、怒らないでくださいね。

今日は『児童手当』について簡単にまとめようと
思っていたのですが、
神々に夢中になりすぎて時間が無くなりました。
ひどいブログだ。

神々について学ばれる、信仰心の篤い皆様に、
神仏のご加護がありますように。
祈、商売繁盛!家内安全!

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『心も財布もえびす顔』
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2015-01-12 | Posted in 日々のブログ